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近年、平屋が人気になっていて、若者や子連れの方など、幅広い年齢層に選ばれるようになってきています。
つくば市でも平屋の新築や購入をお考えの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ご家族のマイホームを手にするためには、新築注文住宅で建てるほか、中古や建売という選択肢もあります。しかし、せっかく家を手にするのですから、後悔しない方法を選びたいものです。
そこでこの記事では、つくば市で平屋を新築するケースを中心に、価格相場やもらえる補助金など、家づくりのヒントになるポイントを詳しく解説していきます。
平屋住宅とは、1階層のみの建物のことを指します。
基本的にはフロアが一つであるため、人の目が行き届きやすく移動が容易で、小さな子供や高齢者の施設・住宅で用いられることが多いとされています。
最近は、ロフトのような小規模の2階部分を持つ平屋も増えてきており、そのようなスタイルは「半平屋」「ほぼ平屋」「平屋風2階建て」などと呼ばれています。
平屋の人気は年々高まっており、住宅の全建築棟数の中で、平屋の建築棟数は上昇トレンドが続いています。
国土交通省の建築着工統計調査によれば、2021年にはおよそ55,000棟の平屋が建設されました。なお2011年時点の平屋の着工棟数は、およそ28,000棟です。つまり10年の間に、平屋の着工棟数はおよそ2倍にまで増加していることがわかります。
全建築棟数が横ばいであるのに対し、大幅な上昇傾向を示しており、平屋を選択する方が全国的に増えているということになります。
出典：国土交通省「建築着工統計調査」を加工
平屋に住むメリットは次のとおりです。
平屋の構造ならではの特徴・メリットが意外と多く、こういった点も平屋が選ばれる理由になっています。
※セレクトホームの平屋づくりについては、こちらのページでもご案内しています。
さて、ここからは、つくば市について見ていきましょう。
茨城県つくば市で暮らそうと思っている方に、つくば市の概要をお伝えしていきます。
つくば市の地域特性を知るために、まずはつくば市に関する基本情報を見てみましょう。
| 項目 | 概要 |
| 市制施行 | 1987年11月30日 |
| 面積 | 283.72k㎡（県内で4番目の広さ） |
| 総人口（2022年10月1日現在） | 252,481人 |
| 世帯数（2022年10月1日現在） | 118,164世帯 |
| 人口密度（2022年10月1日） | 1k㎡あたり890.0人 |
| 年間平均気温（2022年） | 14.0度 |
| 年間降水量（2022年） | 1317.0mm |
2020年における国の人口密度が1k㎡あたり338.2人なので比較的賑やかな街であることと、平均気温が14.0度であることから温暖で高齢者にも住みやすい街であることがうかがえます。
つくば市全域が、高水準の研究と教育を行うための拠点を形成することを目的に国家プロジェクトとして建設された「筑波研究学園都市」であることから、これから子育てをする世代にとっても教育におけるメリットが大きい街であると言えるでしょう。
参考：つくば市「つくば市のプロフィール」
参考：気象庁「過去の気象データ検索 つくば市」
参考：厚生労働省「厚生統計要覧（令和3年度）第1編 人口・世帯 第1章 人口」
出典：茨城県つくば市「統計つくば」
2022年に茨城県が公表した「茨城県の人口と世帯」によるとそれまで増加し続けてきた茨城県の人口は2005年に-10,509人と減少に転じ、2022年も-1,601人という結果でした。
一方つくば市の人口は増加を続けており、2020年から2021年においても5,128人増加しているのです。
またつくば市では2022年10月1日現在の年齢別人口割合で65才以上の高齢者が20.1％を占めていますが、2022年9月15日現在の日本の高齢者の割合は29.1％のため、日本の中では高齢化があまり進んでおらず、比較的若い世代が多く住んでいる地域だと言えるでしょう。
参考：茨城県「茨城県の人口と世帯（推計）―令和4年（2022年）1月1日現在―」
参考：茨城県 市町村のデータ（つくば市）
参考：総務省統計局「高齢者の人口」
人口が増加しているとなると、地価もそれにつれて高くなってしまうのではないかと考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、つくば市が公表しているデータによれば、1平米あたりの住宅地の地価の平均価格は次の通りの推移になっています。
近年は、住宅地においては横ばいの状態が続いています。
| 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | |
| 価格 | 78,200円 | 77,500円 | 77,800円 | 77,800円 | 78,700円 |
さらに、1997年からの推移をグラフで示すと、以下のようになっています。
この数値は平均値のため、エリアによって差異がありますが、つくば市全体としては横ばい、もしくは少し上昇のトレンドを示しています。
つくば市内の土地探しでご相談がある方は、セレクトホームにご相談ください。こちらのページでも土地探しについて解説しています。
出典：茨城県つくば市「統計つくば2021」を加工
これからつくば市で平屋の新築を検討されている方は、地価だけではなく家を建てる際の価格相場も気になるところでしょう。
平屋に限らないお話しですが、住宅の建築費は、依頼する工務店や、面積・間取り・建材・設備といった条件で大きく変わってきます。
茨城県で木造の平屋を造る場合、一般的な坪単価は40万円～80万円が相場となるでしょう。
もちろん、デザイン、機能性、建材、間取りにこだわると、坪単価が100万円程度になる場合もあります。
家づくりにこだわりたい方は、希望やイメージにしっかりと応えてくれる工務店を選んでいきましょう。
また、資金計画の考え方については、こちらのページで解説していますので、ご覧ください。
国では国民に無理のない負担で住宅の確保をしてもらうため、住宅ローンを組んで住宅の新築・取得・増改築をした場合、年末のローン残高の0.7％を所得税（控除しきれない場合翌年の住民税から9.75万円を上限として控除）から最大13年間控除しています。
新築住宅における住宅ローン減税の概要は次の通りです。
|
住宅の種類 |
住宅の環境性能など |
借入限度額 |
控除期間 |
|
|
2022・2023年入居 |
2024・2025入居 |
13年間 |
||
|
新築住宅・買取再販住宅 |
長期優良住宅・低炭素住宅 |
5,000万円 |
4,500万円 |
|
|
ZEH水準省エネ住宅 |
4,500万円 |
3,500万円 |
||
|
省エネ基準適合住宅 |
4,000万円 |
3,000万円 |
||
|
その他の住宅 |
3,000万円 |
0円 |
||
つくば市で平屋の新築を検討していて住宅ローン減税についても詳細を知りたい場合、国土交通省のホームページを確認してみてください。
住宅金融支援機構が2020年1月～2月に行った住宅市場動向調査の結果によると、住宅取得者に対する補助金や給付金の認知度は47.4％で、あまり高いとは言えません。
ここでは、家づくりに利用できる補助金や給付金をご紹介しますので、要件に該当する方は利用を検討してみてください。
こどもエコすまい支援事業とは、子育て世帯（2004年4月2日以降出生の子どもがいる世帯）や若者夫婦世帯（申請時点において夫婦で2022年4月1日時点※でいずれかが39歳以下である世帯）が省エネ性能の高い住宅の新築や省エネ改修を行った際にもらえる補助金で新築の場合補助額は100万円です。
平屋の場合床面積の条件が満たしやすくなるため、子育て世帯や若者夫婦世帯の人は公式ホームページから詳細を確認してみましょう。
つくば市では温室効果ガスの排出量削減に対する取り組みの一環として、個人住宅用に蓄電池や燃料電池を設置する人を対象に、5万円の補助金を交付していました。
2022年度においては8月23日に予算額1,000万円に達したため申請受付を終了していますが、新しい年度になると似た内容の補助金が使えるようになるかもしれないため、蓄電池や燃料電池の設置を希望している人は、4月にホームページをチェックしてみましょう。
参考：つくば市「【受付終了】令和４年度クリーンエネルギー機器設置事業補助金」
つくば市では温室効果ガスの排出量削減のため、「つくば市低炭素（建物・街区）ガイドライン」の基準を満たすエネルギー効率や断熱性能がある住宅を建築、購入する人を対象に、要件に応じて10万円、20万円の補助金を交付していました。
こちらも2022年度においては申請受付を終了していますが、つくば市で要件を満たす平屋をこれから新築する予定の人は、4月にホームページをチェックしましょう。
参考：つくば市「【受付終了】令和4年度つくば市低炭素ガイドラインに基づく認定補助金」
セレクトホームでは「こだわりの先にある感動を」をテーマに、性能・デザイン・空間のあらゆる要素においてとことんこだわり抜き、家族の方々が自分らしく、健康的で幸せに暮らしていける住まいづくりに取り組んでいます。
①住宅性能へのこだわり
高い耐震性能は、大きな地震にも耐えて、家族の命を守り、家の倒壊を防ぎます。高い断熱性能・気密性能は、夏涼しく、冬暖かい快適な空間をつくりだし、ヒートショックリスクの軽減、光熱費を削減します。
ずっと暮らしていく家で、小さな不便も感じないように、セレクトホームでは、「断熱性」「気密性」「耐震性」など、あらゆる住宅性能を追求し続けています。
②洗練された、いつの時代も最先端のデザイン住宅を
ずっと家族が暮らし続けるからこそ、飽きのこない、毎日の生活を彩る・楽しくなるような家にしたい。
それを実現できるのが、デザインだと考えています。周囲の家とは一味違った洗練された美しいデザインで、常に「非日常の空間」を味わえるようにしています。
③年間の施工棟数を限定して細部にこだわった家づくり
家族の未来を真剣に考えれば考えるほど、そこに暮らす方々の理想に本気で向き合い、間取りや素材、細部の設計に至るまで、徹底的にこだわりたいと考えてます。
そのため、施工棟数は限定して、質を重視した家づくりをしています。
④施工エリアを60分以内に限定
セレクトホームでは、建築時に移動の時間を極力減らし、お客様の家づくりに思う存分、時間を割いて、こだわりぬいた家を造りあげたいと考えています。
そして、アフターサポートでもすぐに駆け付けられる体制で、全力でお客さまの暮らしを支えていきます。
そのため、施工エリアは車で60分以内の距離に限定しています。
セレクトホームの家づくりに関しては、こちらのページもご覧ください。
セレクトホームにおける平屋の施工事例を4つご紹介します。
60代のご夫婦とネコちゃん2匹が住む「REFRECTの家」は、2021年8月に竣工した住宅＋店舗です。
REFRECT＝映るがテーマとなっているのは、ライトアップされた植栽がモルタル部分綺麗に映りこむよう白にガラスビーズを入れ、目を引くようデザインしたことから来ています。
外壁にライトアップされた植物の影が映り、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
また内装では鯉が泳ぐ壁と階段横の緑の壁が対照的で「映える」空間を創り出していると言えるでしょう。
キッチンに立つ時も、窓に映る植栽から自然の息吹を感じられます。
REFRECTの家はお客様の家へのデザインのこだわりを、最大限具現化していると言えるでしょう。
30代のご夫婦とお子様1人が住まわれる「BITHの家」は2020年5月に竣工しました。
平屋で敷地がとても広いためアプローチはスロープとし、遠近感ができるように演出しています。
またロフトつきの平屋を最大限活かせるよう、吹き抜けを通じてリビングとロフトの空間をつなげています。
一方トレーニングジム並みの機材を揃えた趣味部屋も備えているのが特徴的です。
BITHの家は、お客様が健康的で幸せに暮らせる空間を最大限実現していると言えるでしょう。
景色を生かしたカーテンウォールがある家は、2013年11月に竣工したセレクトホームがつくった体感・宿泊ハウスで、省エネで自然にも人にも優しいつくりとなっています。
木目の良さを活かした温かみのある内装も注目です。
「景色を生かしたカーテンウォール」を体感したい方は、「体感展示場」のページより、お気軽に見学をお申込みください。
体感展示場 ｜つくば市・守谷市・つくばみらい市でモデルハウス見学ならセレクトホーム (select-home.co.jp)
ご夫婦とワンちゃんたちが住まわれるDOG RUNの家は2016年に竣工しました。
ダーク色の外壁が人工芝で造ったドックランのグリーンやテラスの無垢材に映えるスタイリッシュなデザインが特徴的だと言えるでしょう。
テラスにつながるリビングは吹き抜けとなっているため、開放的な気分が味わえます。
一方で少し古風な和室も魅力的です。
DOG RUNの家は人間とワンちゃん両方の住みやすさを実現した家だと言えるでしょう。
今回の記事では、つくば市で平屋を検討されている方に向けて、平屋の特徴やつくば市の地域特性などについてご紹介しました。
平屋に関する情報のほか、価格相場や土地の地価の推移などもご案内してきました。
つくば市で平屋をお考えの方は、是非参考にしてください。
また、新築やリノベーション、土地探しについてご相談がある方は、お気軽にセレクトホームまでご連絡ください。
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